しらひげ神社 – 3つのヒゲの違いとは?

先日、あわら市の波松海岸の記事をアップしましたが、あの海岸のすぐ横に白髯神社(しらひげじんじゃ)という神社がありました。 IMG_0099

 

鳥居や玉垣は割と新しいので、おそらく近年再整備したものであることがわかりますが、長い階段を登って高台に建つ社は昔ながらの神社のたたずまいを感じます。

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実は、この記事のタイトルを、わざわざひらがなにしたのはわけがあります。

 

しらひげ神社には3種類ある。

私が住む福井県北部でよく聞く神社の名前は「白山神社」「神明神社」なのですが、「白髯神社」は珍しく、どういう由来の神社かを調べたのがきっかけです。

 

ワープロで「しらひげ」を変換しても「白鬚」「白髭」は出てきても、「白髯」は変換されません。そこでネットで検索すること15分。「しらひげ」神社には3種類あることを知りました。

 

そもそもこの「ひげ」という漢字、「ひげ」の種類によって当てる漢字が違うようです。

  1. 髭「くちひげ」
  2. 鬚「あごひげ」
  3. 髯「ほおひげ」

以上の3つがあるようで、あわら市のこの神社は「ほおひげ」の髯。

こういうちょっとした違いも、なかなか気が付かないもの。

ちょっと得した気分になりましたね。

(写真をクリックすると拡大されます。)